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【断念】会社でメカニカルキーボードの使用を諦めた話

ガジェット

メカニカルキーボードといえば、打鍵した時のクリック感とカチカチとした音が特徴で、見た目がカッコよく、プログラマーやゲーマーをはじめとした熱狂的ファンも多いキーボード。

職場で使用していたキーボードが壊れたのを機に、会社用としてメカニカルキーボードを導入したが、結果使用を断念することにしたので、それに至った経緯を解説したい。

メカニカルキーボードはうるさい

筆者は過去にRazerの青軸や、ロジクールのK835赤軸などメカニカルキーボードを使用していたことがあり、メカニカルキーボードの打鍵音がうるさいのは分かっていた。

ロジクールK835に関しては、メカニカルキーボードに多く見受けられる響くような底打ち音がしていたから、対策として静音リングを装着していた。

静音リング装着によりだいぶ改善されるが、それでもメンブレン式(パンタグラフ)や静電容量無接点方式に比べてしまうと打鍵音がうるさいのは否めない。

静音性重視でKeychron K3赤軸を購入

職場でメカニカルキーボード使用するにあたり、なによりも重要視すべきは打鍵時の静音性。

当初は、静かなタクタイルスイッチを謳っているロジクールMX MECHANICAL MINIを購入するつもりだったが、実際店舗で試し打ちしたら対して静かではなかったため急遽別のキーボードを探すことに。

秋葉原のヨドバシカメラにあるメカニカルキーボード全種類試打した結果、Keychron K3赤軸の打鍵音が比較的静かで、打ち心地も良かった。

因みにKeychron K3の日本語配列は矢印キーの配列が特殊で使いずらかったから、意を決して人生初の英語配列モデルを購入した。

新しくKeychron K3を迎え入れ、実際に会社で使ってみたのだが、本記事のタイトル通り使用を断念している。ここからは断念した理由3つを解説していきたい。

周りの人にとってはノイズになっている可能性がある

Keychron K3赤軸は、他のメカニカルキーボードに比べると打鍵音が静かな部類。
筆者としては、周りにも迷惑がかからないレベルだろうと思っていたが、その考えを改める出来事があった。

会社でメカニカルキーボードを使い始めて2ヶ月ほど経った頃、新人が入社してきた。
その新人はキーボードを叩く音がうるさく、時々社内でも話題になっていた。

癖でキーを強く叩く人もいれば、ストレスによって強く叩く人もいる。

どちらも共通点として本人は無意識で気づいていない。

これに気づいた時、メカニカルキーボードを使っている自分にとっては許容できる打鍵音であっても、周囲にとってはノイズになる可能性が高いと再認識した。

優しく打鍵を意識するのは無駄

会社でメカニカルキーボードであるKeychron K3を使用するにあたって、周りに気を使い、優しくキーをたたいて極力音を出さないようにしていた。

そうして使っているうちに、物事を思考しながら文書作成などの作業をしている時も、「優しくキーを打たないといけない」のが煩わしくて集中しにくい。

反対にめちゃくちゃ集中している時は「優しくキーを打つ」を忘れているだろうから、周りにうるさいと思われていた可能性がある。

ノートパソコンのキーボードを使った時の違和感

一般的な会社では基本的にはノートパソコンが貸与されるし、営業職や在中プログラマーなどの場合、ノートパソコンを持ち運んで使用する機会も多いはず。

会社ではメカニカルキーボードなのに、ノートパソコンを持ち運んだ時は薄型のパンダグラフキーボードだと、打鍵感が異なりすぎて違和感があり、それによってミスタイプも発生しがちだった。

ノートパソコン本体のキーボードを使う機会が多いなら、外付けキーボードを用意する場合もパンタグラフ式のキーボードに統一した方がミスタイプが減り、作業効率を落とさず済みそう。

結果的にロジクールのMX keys miniを買い直すことに

前項で記述した理由でKeychron K3はお蔵入りとなり、会社でメカニカルキーボード使用は断念することにした。

そこで次なるキーボードはパンタグラフ式から選ぶことにして、人気のロジクールMX keys miniを購入した。良いキーボードと思うが正直1.5万は高い。

テンキーなし、Windows/mac両対応などを条件に探すと選択肢が少なめ。

MX keys miniについては別記事でレビューしている。

会社でメカニカルキーボードを使うなら環境が大事

プログラマーや開発系のシステムエンジニアのような職種の場合、メカニカルキーボードや静電容量無接点キーボードなど、社員各々が好みのキーボードを使っているケースも多い。

つまり職場の環境によっては、好みのキーボードを使うのが普通であり、多少打鍵音が大きいキーボードであろうが、お互い理解が得られやすい。

逆を言えば、会社支給のキーボードを使っている人しかいない環境でメカニカルキーボードを使用するハードルは相当高い。

実際に職場でメカニカルキーボードを使うことで確証に

結果として会社でメカニカルキーボードの使用を止めることにしたが、正直導入前の時点でハードルを感じていたし、断念する可能性さえ想定していた。

それでもメカニカルキーボードの使いたい気持ちが勝ったことにより「静かな軸なら大丈夫かも」「優しく打てば音を抑えられる」と思ったが故の失敗。

社員の多くが持ち込みでキーボードを使っているような場合を除き、会社でのメカニカルキーボード使用は諦めたほうが波風がたたないだろう。

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