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【USB-Cドック不要論】外部モニターをUSBハブとして活用

ガジェット

俺のメイン機器は2017年式のMacBookProだから本体にはThunderbolt(USB-C)端子しかない。

オーディオインターフェースや外付けHDDなどの電力消費が多いものを複数接続するために、HP製のUSB-CドックG5を買ったわけだけど、 結論必要なくなってしまったので、なぜそう思ったのか解説していきたい

USBハブの種類について

まず初めの前提としてUSBハブには2通りの種類が存在している。

バスパワー式

これはモバイルバッテリーメーカーとして成功を収めたAnker製のバスパワーUSB-Cハブ。

パソコンから電源供給を受けるタイプのUSBハブをバスパワー式といい、コンセント要らずで小型だから持ち運びにも適している。

マウスやキーボードなど消費電力が少ないものは問題ないが、外付けHDDやプリンターなど消費電力が多い機器の接続には向かない。

セルフパワー式(ドック)

このUSBドックのように、ACアダプターを通してコンセントから電源供給を行うタイプをセルフパワー式と言う。

コンセントから電力を得るから、消費電力が大きいハードディスクやプリンターなどの接続も問題なくこなす。

・バスパワー式USBハブでの電力不足

バスパワー式のUSBハブにオーディオインターフェースや外部マイク、外付けHDDなど消費電力が多いものを接続すると、電力不足になり、接続が途切れたり動作しない状態に陥りやすい。

そこで浮かんだ対策としては、セルフパワー式のハブ(ドッグ)を導入するか、ハブを介さず直接PCと接続するか。

後者の場合、PCに接続する配線が増えてPCを持ち出した後のセッティングが面倒だし、見た目も良くないから却下。

この際だからと思いUSB-Cドックを買うに至った。

・USB-Cドックの問題点

買う前はUSB-Cドックさえ導入すれば電力不足が解決するし拡張性も向上すると安易に考えていた。

しかし実際導入したらしたで気になる点が出てきた。
買う前に気づいてほしかたった。

・デカいし配線が目立つ

USB-Cドックは大きくて存在感がある。
その上、手の届く範囲に設置しないと利便性を最大限生かすことができないから、基本的にはデスク上に設置することになる。

デスク上に配置したらUSB-Cドックにつながった配線が丸見えになってしまうため、配線が見えにくいシンプルなデスクを作り上げることが難しくなってしまう。

・USB-Cドック高すぎ

俺が買ったHPのUSB-CドックG5は比較的安いほうだけど、それでも約25000円する。

1万円くらいだったらまだ許容範囲だが、冷静に考えて25000円は高すぎ。

需要が少ないから、その分販売価格に上乗せして利益回収しなければならないのは分かるが、それでも高すぎじゃないかい。

USB-Cドックの代わりにモニターをUSBハブにすることで着地

俺がUSBドックが不要と結論づけ理由が、DELL S2722DC 27インチモニターの導入だ。

DELL S2722DCには2つのUSB 3.2 Gen 1 Type-A ポートが設けられている。

あらかじめモニターのUSBポートに外付けHDDやオーディオインターフェースなどを接続しておくことにより、モニターとMacBookをTypeCケーブルで接続してしまえば、モニター側に接続されているあらゆる機器にアクセス可能になる。

電力はモニターから供給するから、電力不足も心配なし。
最初からこれに気づいていれば、USB-Cドックは買っていなかった。悔しい。

過去記事でDELL S2722DCのレビューをしているので是非参考にしていただきたい。

どんな人がUSBドックを買うべきか

USB-CドックにはHDIMIやDisplayPortなど複数の映像出力端子が設けられている場合が多い。

ノートパソコンで3画面に拡張させたい場合などはUSB-Cドックがないと対応できない場合がほとんどだから、ドック購入が視野に入ってくると思う。

多くの人にとってUSB-Cドック導入はオーバースペック

高価なUSB-Cドックを買うよりも、その費用をUSBハブ機能がある良いモニターに投資して活用していく方針がおすすめ。その方が圧倒的に満足度が高かった。

モニターだけでは拡張が不足した場合は、バスパワー式USB-Cハブを使用することで、少ない費用で満足いくデスク環境が構築可能。

ガジェットは高価なものが多いから、費用対効果をしっかりと考えた上で導入していくべきと学んだ。

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