理想のマウス探しを始めてから、かれこれ10個近くのマウスを使い、買っては売ってを繰り返している。
筆者はゲームをしないため、デスクワークで使いやすいマウスを探しており、レビューで評価が高いオフィス向けマウスを様々使ってきたが、どこか違和感があり、これじゃない感があった。
しかしながら、ようやく違和感の原因が判明し、G502Xを購入することでマウス選びの1つの終着点に到着することができた気がする。
これまで納得のいくマウスに出会えなかった理由について、G502Xのレビューを交えながら解説していきたい。
重いマウスは疲労が溜まる
筆者の場合、大きくカーソル移動してマウスが定位置からずれたとき、マウスを持ち上げて元の位置に戻す癖がある。
そのためマウスの重量が重ければ重いほど、長時間使用した際の疲労が顕著に表れやすくなるうえ、持ち上げにくいことに対するストレスが溜まる。
画像はロジクール社のM720rで、電池式の上、大きいマウスのため131gもある。
MX masterなどが最たる例だが、大型で重量のあるモデルは持ち上げて使うことを前提としておらず、滑らせながら使うものなのだ。
マウスを持ち上げて使う癖がある筆者にとって、使いづらく感じるのは当然だった。
今まで気づけなかった自分が悲しい。
かぶせ持ちが合わない
エルゴ系のマウスは、手のひらをマウスに密着させて持つ「かぶせ持ち」を前提に設計されており、そのためマウスサイズが大きめのモデルが多い。
筆者の場合、手のひらの一部しかマウスに干渉しない「つかみ持ち」タイプだから、あまり大きすぎるマウスは指が届きにくいなどの理由で使いずらく感じる。
次なるマウスに求めた条件
今まで試してきたマウスの合わなかった原因が分かったところで、早速新しいマウス探しを始めた。
結論から言うとロジクールのG502Xを購入したんだけど、新しいマウスに求めた条件は次の通り。
- 多ボタン
- 横スクロール可能
- つかみ持ちしやすい
- 軽量(重すぎない)
これら全てを実現可能だったのがG502Xの有線モデルで、ビックカメラで実機を触ってみて、それが確信に変わり購入に至った。
今までは「評価が高い」「ユーチューバーが絶賛しているから」などしょうもない理由で選んだきたが、自分なりの選定基準を設けて選ばなければならないと思い知らされた。
商品紹介を鵜呑みにして物を買っていたら、紹介者側の思う壺なのだ。
G502Xシリーズの中でも敢えて有線モデルを選択
G502Xには3種類のラインナップが存在する。
- 有線モデルの「G502 X」
- 無線モデルの「G502 X LIGHTSPEED」
- RGBライティングを搭載した無線モデル「G502 X PLUS」
違いを簡単にまとめると次のようになる。
接続方式 | 重さ | RGB | 価格 | |
G502X(有線) | 有線 | 軽い | 光らない | 普通 |
G502 X LIGHTSPEED | 無線 | 重い | 光らない | 高い |
G502 X PLUS | 無線 | 重い | RGBで光る | めちゃ高い |
軽い・安い・無線接続が理想だが、どのモデルを選んでもなにか妥協せねばならない。
無線接続のモデルは、マウス内部にバッテリーを搭載する必要があることから、必然的に重量が嵩んでしまう。
筆者の重要度的には、1軽さ、2値段だったから、無線接続は諦めて有線モデルを選択した。
合計8ボタンがカスタム可能
G502Xには合計13の割り当て可能なボタンが搭載されており、ロジクールからリリースされているG HUBで設定することが可能だ。
コピー・ペースト・デリートなど頻繁に使うキーを割り当てておけば、事務作業や動画編集などの作業が快適になる。
ゲーミングマウスではあるが、むしろデスクワークする人にもおすすめしたいマウスだ。
軽さは正義
G502Xラインナップの中、有線モデルが最軽量で実測値は87gしかない。
マウス持ち上げて使う筆者にとって、マウスが軽量であることは重要で、疲れにくくなった上、マウス使用時に感じていた「どこか使いずらい違和感」も消えた。
G HUBは欠陥だらけ
ロジクールはゲーミングマウス用のカスタマイズアプリケーションとしてG HUBをリリースしているが、とんでもなく欠陥だらけ。
筆者の使用環境はintelのCPU搭載macbookで、windows以上にバグが多いのかもしれない。
今のところ分かっているバグは次の通り。
- マウスに設定保存するオンボードメモリにすると動作しないボタンが出てくる
- オンボードメモリをオフにした場合、マウスホイールのスクロール速度が遅すぎる。 (macの設定からスクロール速度を変更しても変化なし。反映しない。)
- 設定したプロファイルが反映されない。
イライラしながらもトライアンドエラーで解決策を見つけ、現在は快適に使用することができているので、その方法は次の記事で解説していく。
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