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4KよりWQHDのほうが万人向けである理由【DELL S2722DCレビュー】

ガジェット

学生時代FPSをしていた名残で、当時購入したBENQゲーミングモニターをずっと使っていた。

ゲームをしなくなってからはmacbookに買い替えたんだけど、macbookのディスプレイに比べモニターの画質が悪いし、作業領域も狭く使い勝手が悪かった。

作業環境見直しのためモニターを買い替える決意をしたところで、解像度を4KかWQHDを選ぶかで迷ったが、後者のDELL S2722DCにして正解だったし、日常利用で4Kは使いにくいとすら感じたので、どうしてそう思ったのか解説していく。

ノートパソコンでも外部ディスプレイはあった方が便利

ノートパソコンはディスプレイとキーボードが一体になっているから、必然的に体とパソコンの距離が近くなる。

カフェやオフィスを見渡すと、猫背になり首を前に突き出してディスプレイを見ているのをよく見かけるが、あの姿勢で作業を続けたら将来必ずガタがくる。

Business woman suffering from stiff shoulders

最近は在宅ワーカーも多くなり、ノートパソコンスタンドが流行っているようだが、モニターを買ってしまえば疲労軽減+大画面による作業効率upも望める。

パソコンの使用時間が長いなら、パソコンスタンドよりモニターを優先してほしい。

WQHDモニターは画質と見やすさのバランスが良い

現在主流のモニター解像度は、おおよそ3つに分類することができて、サイズ感を現すと次のようになる。

4Kの場合、作業領域がフルHDの4倍となり、フルHDモニター4枚分と同等の情報を1枚のモニターに表示可能。

表示できる情報量が増えるメリットの半面、文字サイズも含め全体的に小さく(細かく)表示され、例えるなら離れて新聞を読んでいるようなイメージ。

動画や画像のクリエイターであれば、映像処理で恩恵を受けれる一方、普段利用や文字入力メインとなる事務作業では、文字サイズが小さくて疲労に繋がる可能性も高い。

筆者が購入したDELL S2722DCの解像度はWQHD画質(2560×1440)で、フルHDと比較すると作業領域は1.8倍となり、フルHDと4Kの中間のような立ち位置にあたる。

日常使用・事務作業・クリエイティブなど、全てにおいてバランス良く万人向けの解像度と思う。

設置できるモニターサイズはデスクの奥行きで決まる

解像度はWQHDが万人受けすることを解説したんだけど、今度はモニターサイズも決めなければならない。

32インチにすれば文字サイズが大きく見やすくなるが、画面が大きい分、表示領域全体が視野に収めるためには、遠くに設置する必要がある。

筆者のデスクは奥行き60cmで、想定のため家電量販店にある32インチモニターを50cm離れたところから見たところ、視界全体に収まっている感じがせず、視点移動が多いと感じたことから27インチを選択した。

ゲームしないならIPSパネルの液晶がおすすめ

モニターの液晶パネルの駆動方式は3種類あり、それぞれによって特色が存在する。

  • TN液晶・・・応答速度が速くゲーム向けのモニターに多い
  • VA液晶・・・VAは高コントラスト比が高く映画鑑賞向き
  • IPS液晶・・・視野角が広く色再現性に優れている

DELL S2722DCはIPS液晶に該当し、視野角が広いため斜めからでも綺麗に映るし発色が綺麗。

他2種類のモニターに比べると多少コストが高くなるが、競技性を求めるゲーム意外の用途なら、基本的にIPS液晶を選ぶのが無難。

ケーブル1本で映像出力とノートパソコンへの給電が便利

DELL S2722DCはType-C接続に対応していて、パソコン側も対応していれば、付属のケーブル1本でパソコンを充電しつつ映像出力もできる。

一度Type-C接続対応のモニターを使うと、便利すぎて対応していないモニターには戻れない。

その他にHDMI ポートが2つ、写真では隠れているがUSB3.2ポートも2つ用意されている。

筆者はUSBポートに外付けHDDとオーディオインターフェースを接続しており、macbookとモニターをType-Cケーブルで接続するだけで、モニターを介しHDDとオーディオインターフェースにアクセス可能になっている。

この機能を使うにはノートパソコン側にType-C端子があり、規格に対応している必要がある。
Thunderbolt端子(windowsだと端子横に⚡がある場合が多い)であれば確実に対応しているが、通常のType-C端子の場合、パソコンの仕様を調べておいたほうが安心。

純正のモニタースタンドが優秀

筆者はもともとモニターアームを持っていたため、純正スタンドは使用していない。

だがS2722DCのモニターアームは優秀で、上下左右の首振りのほか、モニターの高さ調整も行える。
モニターアーム無しでも十分調整が効くのが素晴らしい。

DELLは保証対応も安心

DELLの保証は手厚く、正常な方法で使用していて故障した場合、最短翌営業日に代替品を送ってくれる。故障したモニターに関しては、代替品が届いた後にDELLに返却すればいいらしい。

モニターを送り返して、検品してから修理・交換などの対応が一般である中、先に代替品を送ってくれるDELLのサポートは素晴らしい。

しかも保証期間が3年と長いから、安心して購入できる。

迷ったらDELL S2722DCがおすすめ

今回はモニターの解像度なども踏まえながら解説してきたんだけど、結論、映像や画像のクリエイターなら4Kもアリ、それ以外の用途はWQHDを買っておけば外さないと思う。

良いモニターを使うことで作業効率・生産性を向上させることができるし、買ってしまえば何年も使い続けることもできるから、是非購入を検討してほしい。

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