SonyのWF-1000XM4を使い始め1ヶ月が過ぎた頃、俺の体に異変が起き始めた。
「左の耳が痛い」
タイトルにもある通り、WF-1000XM4を使っていて外耳炎になってしまったから、その原因について考察していく。
詳しい商品レビューは過去記事で行っている。
耳に起きた異変
まず外耳炎の症状についてだが、耳の入り口から鼓膜までの外耳の皮膚に炎症を起こし、その部分が腫れたり赤くなる病気なんだ。
俺の場合、耳穴の横の辺りが腫れて炎症し、異変を感じて指で触って確かめたら出血した。
※画像は治りかけで瘡蓋ができた状態
外傷がなくなるまでに3週間くらいかかり、当然その間はイヤホンが使えなかった。
電車移動や作業中にイヤホンが使えなくなるストレスを知り、あたらためてイヤホンの偉大さを実感した。
WF-1000XM4で外耳炎になった原因
グーグル先生で外耳炎の原因について調べみたら、発症しやすい条件が見事にマッチしていた。
俺が外耳炎になった原因として、可能性が高い順に並べている。
イヤホンの形状が合わない
WF-1000XM4はサイズが大きめで、耳穴周辺を覆うように塞ぐような形状になっている。
ソニー公式より画像引用
ノイズキャンセルを最大限活かすのと、フィッティング性を重視した結果、耳穴周辺まで塞ぐ形状を採用したと思われる。
装着すると、耳穴周辺が全体的にイヤホンに干渉するため、イヤホンが耳の形状に合っていない場合、痛くなってしまう。
因みにWF-1000XM4の形状が合わない人も一定数いるようで、知人にも外耳炎になって手放していた人がいた。
耳の形や大きさは人によって違いがあるから、耳穴全体を覆うような形状は合う合わないの差が大きいと思われる。
使用頻度・時間の増加
イヤホンをWF-1000XM4にしてから、明らかにイヤホンの使用が増えた。
あまりの優秀さで、通勤時などの移動中や仕事の昼休み、web会議、ジムにランニングなど使用用途は多岐に渡り、今思うとかなりの時間イヤホンを装着していた。
使い過ぎは外耳に傷ができて外耳炎になるリスクが高まるらしい。
イヤーピースの素材
WF-1000XM4のイヤーピースはポリウレタンフォーム製で、一般的に採用されているシリコン製に比べて、密閉感・遮音性が高いことが特徴として挙げられる。
イヤーピースで耳穴を塞ぐことで、耳の中は高温多湿の状態になる。
隙間なく耳穴にぴったりとはまるタイプであるポリウレタンフォーム製のイヤーピースは、長時間使用すると外耳炎になりやすいのかもしれない。
耳に合えばほぼ完璧なイヤホン
WF-1000XM4のレビュー記事にも書いた通り、性能面はほぼ完璧で、俺が外耳炎にならなければ間違いなく使い続けていた。
新型のWF-1000XM5が発表された今、旧型となったWF-1000XM4はだいぶ値下がりしていて、お得に入手することが可能。
旧型とは言っても性能は現状もトップクラスだから、耳に合うようであればおすすめ。
耳へのフィッティングは使い続けてみないと分かりにくいし、使用頻度によっては俺のように外耳炎になるリスクがある点には注意してほしい。
ヘッドホンへの移行を検討中
外耳炎になってから耳の調子が悪く、イヤホンを装着すると妙な違和感がある。
音の聞こえ方も左右で差があり、外耳炎になった左耳が詰まったように聞こえが悪い。
現在イヤホンの使用を控えているが、完全に完治するまで外で音楽やユーチューブを垂れ流しできない生活は困る。
今後のためも考慮して初のヘッドホンを導入を検討中だ。
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